春 ~花鳥風月~

REMIOROMEN( レミオロメン ) 春 ~花鳥風月~歌詞
1.花鳥風月

作詞:藤巻亮太
作曲:藤巻亮太

手を引いたら柔らかく
ほほ寄せたら暖かく
綿毛舞う春先の空は青く
買い物かごで揺れている
野菜の色は様々
様々な生き方だから瑞々しいんだね
光を浴びた君の髪が揺れた
花も鳥も風も月も

何だか不思議だよね 生きているって
君はたまに真面目な話しする
ちょっと悩んで
そして二人で笑って

風がそよぐ電線の
影をまたぐ君の足
子猫みたいドレミファ空へ駆け上がる
ズボンのポケットで丸まる
映画のチケット泣きどころ
笑いどころ二人は妙に似てきた気がする
同じ景色を幾つ見つけられるかな
花や鳥や風や月や

見えない赤い糸で結ばれている
君も僕も人と人の中に
愛を感じて育てていけるように

冬の寒さ厳しく 春の風は優しく
夏は輝き 秋の空もまた美しい
花も鳥も風も月も

何だか不思議だよね 生きているって
僕らたまに真面目な話しして
時に悩んで でも信じている
そうさ色々だよね 生きているって
夕日の影が伸びた暗闇を
越えて明日も君と過ごせたらいいな

何だか不思議だよね


2.Sakura

作詞:藤巻亮太
作曲:藤巻亮太

さくらの花が咲いているよ
君を包んで咲いているよ
だから寂しいことは何もないのさ
君の笑顔が好きだから

夢の中で微笑んでみて
僕は君を抱きしめるから
未来の絵の具で描いたような
ピンクの絨毯 一緒に歩こう

真っ白な雲の向こう
空の青さはきっと明日も明後日も
移りゆくけど 同じ空を見てるよ

さくら さくらの花が咲いて
世界が君を優しく包み込んでいったよ
笑顔も泣き顔も強がりも強さも
ありのままの君のことを愛している

悲しい時こそ笑おうか
君が僕に教えてくれた
笑う門には福が来ると
おどける君が胸にいるよ

写真の中の二人
可愛い手首にこっそり隠れた僕
一人じゃないさ 同じ時を刻むよ

さくら さくらの花びらは綺麗すぎて
たまに胸が苦しくなってしまうけど
散っても舞っても花吹雪の中を進んでいこう
そしてまた逢える日まで

春の匂いがする
蜜蜂が飛んでいる
四ツ葉のクローバーを君にあげたいな
いくつ季節が巡っても変わらぬこの想いを

さくら さくらの花が咲いて
世界が君を優しく包み込んでいったよ
笑顔も泣き顔も強がりも強さも好きなのさ
そのすべてを愛している


3.3月9日

作詞:藤巻亮太
作曲:藤巻亮太

流れる季節の真ん中で
ふと日の長さを感じます
せわしく過ぎる日々の中に
私とあなたで夢を描く

3月の風に想いをのせて
桜のつぼみは春へとつづきます

溢れ出す光の粒が
少しずつ朝を暖めます
大きなあくびをした後に
少し照れてるあなたの横で

新たな世界の入口に立ち
気づいたことは 1人じゃないってこと

瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい

砂ぼこり運ぶ つむじ風
洗濯物に絡まりますが
昼前の空の白い月は
なんだかきれいで 見とれました

上手くはいかぬこともあるけれど
天を仰げば それさえ小さくて

青い空は凛と澄んで
羊雲は静かに揺れる
花咲くを待つ喜びを
分かち合えるのであれば それは幸せ

この先も 隣で そっと微笑んで

瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい


4.春夏秋冬

作詞:藤巻亮太
作曲:レミオロメン

春は月に笑う様に
夏は花火に恋をする様に
秋は空を吸い込む様に
冬はどこまでも駆け抜ける様に

風に分け入った いつもの月曜
朝焼けに染まる頃 胸が苦しくてさ
それは夢の続き それとも始まり
一掴み ざらめ石 心に溶け出した
いたずらに差す光が 君の髪の上滑り落ち
瞬きの間に世界の色を変えてしまった

春は花が咲き乱れて
夏は夕日が胸を焦がした
秋は枯葉に風が巻いて
冬は雪が街ごと心を染めていった
奪っていった

虹に駆け寄った 何気ない月曜
ちぎれそうな綿の雲 吹いても戻らない
それは夢の最中 街灯は夜待ち
一光り 二番星 心に君がいる
大げさな格好で 膨らみ続けるこの気持ち
瞬きの間に世界の引力を変えてしまった

春は月に笑う様に
夏は花火に恋をする様に
秋は空を吸い込む様に
冬はどこまでも駆け抜ける様に
僕は君に恋をした
僕は君に恋をしてしまった
日が昇って沈んでった
夜の向こうに明日が待ってた